ジャッキー・チェンがアクション引退へ

2017/10/08 08:38 Written by Narinari.com編集部

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ジャッキー・チェン(63歳)が、アクションスターを近々引退する意向を明らかにした。

アクションスターとして50年以上に渡って活躍してきたジャッキーは、その大胆なスタントや見事な振り付けの格闘シーンの数々で愛されてきた。しかし、次の大台は70歳ということを踏まえ、これ以上体に無理をさせることは出来なくなるとして、俳優として新たな道を切り開こうとしているようだ。

米版GQ誌とのインタビューの中でジャッキーはこう語る。

「自分がもう若くないことは分かってる。『ラッシュアワー』を1、2、3、4、5なんて続けていないさ。映画界でそれが続けていけなくなるなら、変化が必要となる。そうでなきゃ、消え去ってしまうだけだろ。日本でも韓国でも、アメリカでも中国でも、香港でだってよく目にすることさ。何人のアクションスターが姿を消した?残っているのはごくわずかだよ」

ジャッキーはアクションスターとしての夢をかなえるため、駆け出しの頃には辛いトレーニングの数々をこなし、毎日特訓をしていたそうで、「毎朝5時起きだった。それで夕方の5時までトレーニングしていたよ。靴を脱ぐことはなかったね。そんな暇はなかったんだ。辛いトレーニングだった。すごくね。何時間にもわたって何千というパンチを繰り出し、500回くらいキックする。パン、パン、パン、パンってやって振り返ってキックを100回。左も100回ってね」と当時を振り返る。

また、カンフーとハプキドーの訓練を受けたジャッキーは、最近のハリウッドが俳優に役作りのトレーニングをさせるのではなく、スタントダブルや特殊効果に頼っていることを嘆いた。

「新しいアクションスター達は戦い方を知らないんだ。特殊効果を使えるからね。スパイダーマンとか見てごらんよ。誰だってスパイダーマンになれるんだ」
「僕のチームのメンバーの1人がワンダーウーマンのダブルを務めたんだけど。パン、パン、パン、パンってやったら本人(ガル・ガドット)が帰ってきて、かわいらしく、ただそこに立っているだけなんだ。簡単だよね」

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