佐藤健、土屋太鳳へ「本当に感謝したいのは僕」

2017/12/16 21:41 Written by Narinari.com編集部

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女優の土屋太鳳(22歳)と、俳優の佐藤健(28歳)が12月16日、都内で行われた映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の初日舞台挨拶に登壇。佐藤からサプライズで読み上げられた手紙に、土屋が涙する一幕があった。

この日、イベントの終盤で、佐藤からサプライズの手紙があることが明かされると、土屋はビックリ。佐藤は「とてもお世話になったので、感謝の思いをこめて書きました」と話し、手紙を読み上げた。その全文は次の通りだ。

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太鳳へ

初めて共演した際に、当時土屋太鳳で検索してみたりすると、直筆アンケートの長さ、何時間かけて書いたんだ、と思うブログの長さに衝撃を受けました。当時主演していた作品を片っ端から観て、その時ビビッと感じたものは確信に変わっていきました。

そんなあなたと4年越しで夫婦役として、共に人生を歩めたこと嬉しく思います。一つだけ心残りがあります。宣伝の時なのですが、君は事あるごとにずっと、『背中を追いかけている、本当に尊敬している方だ、健先輩には本当に感謝している』などど何度も言ってくれて、その度に上手にリアクションが取れずごめんなさい(笑)。

本当に感謝したいのは僕なんです。君が僕にそんな風に言ってくれるのは今に始まったことじゃないけど、出会ってから今まで何度も言ってくれて、本当はそんなことなくて。むしろ、君が僕にそんな風に言ってくれた数の分だけ強くなれました。土屋さんにそんなことを言ってもらえる、尊敬してもらえる先輩でいられるように、自分を奮い立たせました。

そして現場であなたが僕に向けてくれたそのエネルギーは僕のガソリンであり、もはや役作りの全てでした。もし、健先輩の尚志が素敵なんだとしたら、それは麻衣が太鳳だったからです。麻衣さんが太鳳だったから、尚志さんとして麻衣への思いは本当なんだと信じられました。あとは立っているだけで、その芝居は真実なんだと、間違いじゃないんだと思っていました。

こんな僕を信じてくれてありがとう。

だから、僕にかけてくれた言葉の分だけ自分を褒めてあげてください。命というものに本気で向き合うことのできる唯一無二の女優さん。これが、この作品を終えた今、僕があなたに抱く印象です。僕の宝物です。たくさんの方に愛して頂くことを願って。

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手紙を聞いた土屋は「ありがとうございます。ずっと背中を追いかけてきて、本当に去年はすごく色々な作品をやっていて、気持ちが追いつかず、辛い部分もあったのですが、この『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で、素敵な物語で、健先輩と作品を作ることができる、ということを励みに頑張ってきた部分もありました。健先輩とこの作品をできてよかったです」と、涙で言葉を詰まらせていた。



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