ドーム状の菊「多輪咲」今年も東京のアートフェスに

2018/09/26 16:54 Written by Narinari.com編集部

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福島県二本松市は、昨年の「菊の惑星(Planet of Mum)」に引き続き、今年も東京の街全体をミュージアムにしたデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2018」(2018年10月19日〜28日)にて、二本松市の伝統技芸の結集である「多輪咲」と現代の感性を融合した作品「千輪咲〜ひとつながりの驚異」を出展する。

同イベントへの出展は、二本松の菊の魅力向上を目指す「菊のまち二本松ブランディングプロジェクト」の一環。東京メトロ・青山一丁目駅直結の立地で、9月7日にリニューアルオープンしたばかりのオフィスビル「青山ビルヂング」の1階アートスペースに展示する。

今年は、一本の茎から枝分かれを繰り返し、千もの花を咲かせるという「多輪咲」の特徴を実際に見て体感してもらえる展示作品になるという。

また、10月19日と20日の2日間限定で、ホロレンズを通じて、リアルな千輪咲とコラボ―レーションした仮想の美しい情景を楽しめる“菊MR”を開催。これはNOMLAB(ノムラボ)による最新メガネ型デバイス「Microsoft HoloLens」を使用し、自然の情景を表現した3Dホログラムを鑑賞できるMR(Mixed Reality)体験イベントだ。

「菊のまち二本松ブランディングプロジェクト」は、かねてより「菊人形」や、一本の茎から数百、数千の菊花を咲かせる「多輪咲」などの高い技術による「魅せる菊」づくりを続けてきた二本松市が、園芸作品として魅せるだけではなく、現代の多様なシーンや空間の彩りに菊を活用して欲しいとの想いから立ち上げたプロジェクト。二本松の菊の魅力向上を目指している。


☆「国際フラワー&プランツEXPO」にも出展

花・植物に関わる日本最大の国際見本市「国際フラワー&プランツEXPO」(2018年10月10日〜12日)に、二本松の菊が初出展。日常なかなかお目にかかる事が出来ない「多輪咲」の展示を予定している。

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