アイドルLIVEで水撒かれる、メンバー転倒・負傷

2019/04/15 11:20 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


アイドルグループ・PassCodeの所属事務所は4月14日、公式サイトを更新し、ライブ中に水を撒かれる迷惑行為により、メンバーが負傷したことを報告。ライブ鑑賞するファンに注意を促している。

公式サイトに掲載された「重要なお知らせ」では、4月13日に行われた「PassCode Zepp Tour 2019 初日東京 Zepp DiverCity(TOKYO)公演」において、「開演直後から終盤にかけて、大変残念ながら水を撒く迷惑行為が発生致しました」と報告。

そして「1曲目冒頭でペットボトルごとステージまで届き、水がステージ上に相当量、溢れ メンバー南菜生が滑って転倒してしまい、右足を負傷しました。公演を終えた今でも右足が腫れ上がっており、終演後、会場で救急対応をして下さる看護師による応急処置は行い、病院にも行く予定としておりますが、仙台公演まで痛みが続く可能性がございます。また、仙台公演のリハーサルは大事をとって中止する事となりました」と状況を説明した。

また、ライブの中盤には「再度ペットボトルが飛んできて、バンドの演奏場所まで届き、下手ギターKENTの機材に大量の水が掛かり、故障し音が出ず、急遽、別の機材を使用した事により、今までリハーサルを重ねてメンバー、バンドと1曲1曲作ってきたギターの音が変わってしまいました。仙台公演までに機材を修理もしくは新たに機材を購入し、ツアーを再開させる事となります。100%の内容が表現出来なく、大変残念でなりません」と、複数回にわたるペットボトルの投げ込みによって、大きな影響が出ているという。

さらに「別件ではダイブを行ったお客様がステージまで到達し、ステージサイドからセンターを調光する照明機材が倒れる事案も発生しました。倒れた先にメンバーが居たら大事故(当たりどころによってはメンバーの命に関わる危険な事故)に発展する可能性もあり、舞台監督、楽器スタッフで倒れる前に走って急いで立て直しました。ダイブやリフト、モッシュ等の危険行為は場内アナウンスや場外内での張り出し、チケットの券面等で常々お伝えしている禁止行為です。危険行為を行い、主催者が危険・他のお客様に迷惑(上記に記載の危険行為以外でも)と判断した場合、ご退場を頂きます。こちらに関してはクレーム、返金も一切受け付けませんので、予めご了承ください」と強く警告している。


☆負傷したメンバー・南菜生もTwitterで報告

今回のペットボトル投げ込みにより、負傷した南菜生(22歳)は、ライブ終演後にTwitterを更新。ライブ鑑賞マナーについて、考え直すよう訴えている。

「私はPassCodeのライブは自由度の高い所が魅力のひとつだと思っています。その自由は来ている人全員に与えられている物です。お願いですが、自由と身勝手を混同しないで欲しい。自分が自由だと思って取った行動が他の人の自由を奪ってないか?改めて考え直して欲しいです」
「ペットボトルが投げ込まれた件については1曲目だったこともあり最後まで続ける判断をしましたが、もし水に足をとられてステージから落ちていたら?もしこれが他のメンバーだったら?と考えると凄く怖いですし、きっとライブを止めたと思います」
「個人的に気になっていることですが、MC中、話を遮るように関係のない話を大きな声で話したり、不快な野次を飛ばしたりする人もこの機会に色々考えて貰えたら、と思います」

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.