ジョン・レノンが“自身の殺害犯に書いたサイン”競売に

2020/11/24 04:32 Written by Narinari.com編集部

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故ジョン・レノンが、殺害犯であるマーク・チャップマンのためにサインしたアルバムがオークションに登場する。入札開始価格は40万ドル(約4150万円)。1980年12月、ニューヨークにあるアパート、ダコタ・ハウスの前でチャップマンに殺害されるわずか数時間前にサインしたものだという。

そのオノ・ヨーコとのコラボアルバム「ダブル・ファンタジー」は、事件捜査のため、ニューヨーク市警に証拠として提出されていたそうで、今回オークションを開催するゴールディン・オークションズによると、警察による印なども残っているようだ。

一方、チャップマン服役囚は、仮釈放を巡り今年行われた審問の中で、ジョン殺害が「極めて勝手な行動」であったとし、オノに謝罪していた。

仮釈放申請を拒否されたチャップマンは次のように語っている。

「ただ私が犯した罪について繰り返し謝りたいのです」
「言い訳など一切できません。すべては自身の栄光のためだけだったのです。全く無実な人が被害に遭う最悪の犯罪だったと言えるでしょう」
「彼はとても有名だったからです。彼の性格や彼がどのような人物であったかということを理由に彼を殺害したのではありません。彼は家族思いの人でした。アイコンでもありました。彼は私たちが今でも話せるようなことを口にしていた素晴らしい人だったのです」
「とにかく極めて勝手な行動だったということを強調したいと思います。(オノに)辛い思いをさせて申し訳ありませんでした」

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