ビーズは10月28日、アイデアグッズブランド「BIBI LAB(ビビラボ)」より、ヒトの触り心地と肌感をできる限り再現した人型の抱きまくら「日本綿嫁(にほんわたよめ)」を発売した。価格は40,000円(税別)。
「日本綿嫁」は、すべて枕職人の手で一つ一つ丁寧に作られたハンドメイド。高密度の綿をウレタンの膜で包む独自製法で、ヒトの皮下脂肪を想像させる弾力性を再現した。この日本の手芸技術を活かした高度な仕様により、ヒトの「ぷに」っとした触り心地と、抱きまくらの「ふか」っとした抱き心地を両立。首部分には、骨代わりに布の筒に綿を詰めたものを挿入しており、首がしっかりと座る。
また、すべすべの触り心地で素肌を表現したスパンデックスカバーは取り外して丸洗いが可能。サイズは158cmの「姉」と、140cmの「妹」の2種類で、好きなキャラクターの体型に近いものを選択可能だ。配達用の梱包箱のラベルには「クッション(大/小)」と表記し、家族と同居している購入者のプライバシーにも配慮した。
ちなみに、製作スローガンとして掲げたのは「機械を騙せ」。できる限り本物のヒトに近いカラーと質感に近づけるべく試行錯誤を繰り返し、数十体の試作を経て、ついには短文投稿サイトの画像認識アルゴリズムに「人間の裸体」と誤認させ、「不適切な画像」と判定させるほどの完成度を持たせたという。