タレントの千原ジュニア(50歳)が、9月29日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。解散総選挙について「“風を読む力”が必要だと感じた」と語った。
番組は今回、国会の解散総選挙について深掘り。過去24回行われた衆議院解散の歴史を振り返るとともに、議会で不信任決議案が可決されてもいないのに、議席を減らす可能性のある解散になぜ踏み切るのかを、国際政治学者の舛添要一氏、ジャーナリストの青山和弘氏、元衆議院議員の宮崎謙介氏が解説した。
青山氏は「これだけ自民党総裁選が盛り上がったので、『解散総選挙を早くやれ』という声が党内に多い。これは、予算委員会などを通じて、『あれ? 石破さんの言っていることが変わってきたぞ』『なんだか情けないな』と支持率が下がる可能性があるから。国民や野党にとっては判断材料を見せて欲しいところだが、自民党内では解散という考え方になる」とコメント。
これを受けて、番組MCを務める千原ジュニアは「“風を読む力”が必要だと感じた。政治家とタレントでは状況が違うことは承知の上だが、芸能界でも調子が良かったのに急に風が止む人がいる。『ここや!』と思ったら、行動に移さないといけない」と話した。
また、お笑いコンビ・FUJIWARAの原西孝幸は「例えば僕が1つ不祥事を起こしたら、コンビ解散や活動自粛など何かしらのペナルティを受ける。それでやったことがチャラになるわけではないけど、そうしないと芸能界に復帰できない。それなのに、政治ではいくつかの問題を一緒くたにして国民に問いていて、論点が分からなくなっている。1つずつ問わないと辻褄が合わなくなるのでは?」と疑問を浮かべた。