デミ・ムーアは、出世作「ゴースト/ニューヨークの幻」の脚本を最初に読んだ時、不安でいっぱいだったそうだ。
1992年の同作で演じたモリー役で、ハリウッドスターの位置を確立したデミだが、恋人を殺されたことに苦しむその役には当初「圧倒」され、どう演じていいか分からなかったそうだ。
YouTube番組「ホット・ワンズ」で、泣きたくないときに感情を制御しようとする状況について話した時、デミはこう語っている。
「『ゴースト』は間違いなくすごく怖くなった。あの若さでパートナーを亡くした人を演じるわけで、脚本を読んだだけで自分が表現しなければならないその悲しみに圧倒された」
そして、同作でデミが片目だけ涙していることが印象的なシーンを作ったことに触れ、「予定していたわけではない」としながらも、自分の「ハードルを乗り越える」のに役立ったと続けている。