俳優の阿部寛(60歳)が、12月29日に放送された報道番組「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)に出演。AIの研究・進化が進んでいくことに「ほぼ、僕はいらないということになりますかね? 寂しいな……」と話し、「明るい未来になってほしいなとは思います。どっちにしろAIは進んでいきますからね」と語った。
番組の中で故・松田優作のCMなどに使われた“バーチャルヒューマン”というAIの技術が取り上げられ、映画「ショウタイムセブン」(2025年2月7日公開)に出演する阿部寛がAIに興味があるということで、田中瞳アナが阿部にインタビューを行った。
阿部がAIの研究・進化が進むと「ほぼ、僕はいらないということになりますかね? 寂しいな……」と話しつつ、「でも、そうなるといろんな可能性が広がりますよね。たとえばハードアクションとか、AIの僕の分身が活躍してくれるとかそういうこともできるようになりますね」とコメント。
阿部は「将来的には俳優が要らないんじゃないか、という寂しい思いもあったんですけど、(多彩な表現を)補ってくれたら、またさらに可能性が広がるなと思いました。調和をどう取っていくかというのは僕もちょっと想像できないけれど、明るい未来になってほしいなとは思います。どっちにしろAIは進んでいきますからね」と語った。