マーク・ザッカーバーグ氏が、FacebookとInstagramにおいて第3者によるファクトチェックを廃止することを発表した。
メタのザッカーバーグCEOは公式サイトに動画を投稿。その中で現在のプロセスは「政治的に偏りすぎている」と考えており、投稿内容の事実を確認するファクトチェックは「信頼を創り出したというよりも、信頼を破壊した」と説明、その代わりに「コミュニティノート」を導入するとした。
同氏は、今後米政府とより緊密に協力する意向であり、「アメリカは表現の自由に関して世界で最も強固な憲法上の保護を受けている」とした上で、ヨーロッパや南米、中国では検閲が強化されてきていると説明。「我々がこの世界的なトレンドを押し返す唯一の方法は、アメリカ政府の支援だ。だからこそ、アメリカ政府でさえ検閲を推し進めた過去4年間は、とても困難だった」「我々や他のアメリカ企業を追及することで、他の政府をさらに煽ることになった」と続けた。
今後コンテンツポリシーを 「簡素化」し、「移民やジェンダーのような」トピックに関する制限を取り除く計画だという。