俳優の竹野内豊(54歳)が3月12日、東京ステーションホテルにて行われた「大人の休日倶楽部」(JR東日本)のプレス発表会に登壇。今後の人生の展望について語った。

トークセッションの中で、今後の展望を聞かれた竹野内は「今まで仕事を優先した生き方を長く続けてきた事もあって、仕事以外の面で経験できていないことや、行ったことのない場所も数えきれないほどあります。これからは、プライベートな面においても少しずつ人生を豊かにしていきたいなと思っています」と語る。



また、自身にとっての「旅とは」と問われると、「(CM撮影で福島へ行った)今回の旅の中で見た東日本の伝統、色とりどりの大自然は、当たり前に存在するものではなく、多くの人が守り続けたからこそ現存すると思います。福島ロケで自然を見たときはとても感動しましたし、改めて日本を誇らしく思いました」と述懐した。

さらに、「オフの日の過ごし方」を聞かれる場面もあり、これには「自然が好きなのでオフの日も公園に行くなど、なるべく時間があれば自然に触れる。そういった過ごし方をできないときもありますが、普段東京にいて空を見上げることはあまりないじゃないですか。でも、空を見上げるだけでも気分転換になるので、なるべく都会の中でも目に映る自然は意識していますね」と日々心がけていることを明かした。
そして、これまではプライベートではなく、映画のプロモーション活動において日本のさまざまな場所を訪れてきたが、「ホテルと撮影現場の往復だけだったので、それでは行った内に入らないっていうね(笑)」と苦笑い。「撮影ではなくて、改めてプライベートそういった場所を訪れて、また新しい発見ができたらいいなと思います」と意欲を見せた。