タレントの明石家さんま(70歳)が、11月1日に放送されたラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。吉本興業のコンプライアンスの厳しさについて語った。

さんまとモーニング娘。'25がトークをしている中で、最近パワハラなどで問題視されるため、叱られることも少なくなってきたという話が出ると、さんまが「俺だけはちょっと、(基準を)緩くしてくれてある。世間はね。さんまが言うならいいか、とかやけど、その俺ですら言わなくなってんから。他の芸人さんも言ってないやろ。たぶん吉本(興業)は特にコンプライアンス、毎月1回授業受けさせられてるし」と、吉本興業のコンプライアンス遵守の厳しさについて話す。
さんまは「難しいけど、我々の時代で笑い作ってこうしてきたから、我々はもう編集に任さなしゃあないね。自分らの笑いの持っていき方やから、それが。オンエアに乗ったらあかんかったら切ってもらうっていう。生放送は無理やけど。生放送の時は特に我々は気をつけなダメなんです。できない。咄嗟にパッと反射的にコンマ何秒の世界やからツッコミなんて。だからその瞬間に言葉選んでバンと出すねんけど、間違ったチョイスもあるやんか。笑いにとってはベストやねん。放送にとってはダメやねん。そういうのも出てくるし。そういう時代にテレビはなってきてる。徐々に舞台もなってきてるんで。だからコンプレンスのVTR見させられるんです、我々」と語った。