“伝説的ロックバンド”グレイトフル・デッドの元ボーカル死去

2025/11/05 05:12 Written by ナリナリ編集部

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“伝説的ロックバンド”グレイトフル・デッドの元メンバーであるドナ・ジーン・ゴドショー=マッケイが、11月2日、がんとの長い闘病の末に、ナッシュビルのホスピスで亡くなった。78歳だった。

代理人は「ドナは優しく温かな魂を持つ人でした。彼女を知るすべての人が深い喪失感を共有しています」と声明を発表。グレイトフル・デッドの作詞家ロバート・ハンターの言葉「四つの風が彼女を安全に家へ運びますように」が引用された。

アラバマ州出身のドナは、セッションシンガーとしてキャリアをスタートし、パーシー・スレッジの「男が女を愛する時」やエルヴィス・プレスリーの「サスピシャス・マインド」などの大ヒット曲でバックボーカルを担当。シェール、ニール・ダイアモンド、ディオンヌ・ワーウィックらの作品にも参加した。

その後カリフォルニアに移り、キーボード奏者キース・ゴドショーと結婚。2人はともにグレイトフル・デッドに加入し、故ジェリー・ガルシア率いるバンドで7年間活動。「ウェイク・オブ・ザ・フラッド/新しい夜明け」「フロム・ザ・マーズ・ホテル」など6枚のアルバムに参加した。

1979年にバンドを離れ、翌年ハート・オブ・ゴールド・バンドを結成するも、キースが交通事故で32歳の若さで急逝。その後、1981年にベーシストのデヴィッド・マッケイと再婚し、自身のバンド「ドナ・ジーン・ゴドショー・バンド」で活動を続けた。

1994年にはグレイトフル・デッドの一員としてロックの殿堂入りを果たしている。

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