女優の土屋太鳳（29歳）が、10月18日に自身のSNSを更新。17日に亡くなった西田敏行さんについて、この日のスーパームーンになぞらえて「満月のような笑顔」の人だったと綴り、感謝と共に追悼した。

17日に亡くなった西田敏行さんについて、映画「大怪獣のあとしまつ」で西田さんと共演した土屋は、コロナ禍での撮影だったが厳重な感染対策の中で行われたため、演者同士も必要以上に話すことは出来ず、スタッフの顔はマスクでわからない中で「西田敏行さんはスーパームーンのように明るいかたでした」とこの日のスーパームーンに例えて人柄を紹介。

土屋は「『ずっと真面目にしてたら、つかれない？』とある時、西田さんが私にいたずらっ子のような顔をしておっしゃいました。『私、ダメダメなんですよ』と言うと、『そうか、それでいいんだよ！』と満月のような笑顔でおっしゃってくださいました」とコメントし、また、「普段は車椅子で移動されていても、演技の時や舞台挨拶での立ち姿は颯爽とされていて、百戦錬磨の政治の世界を全身で表現なさっていて本当に凄かった…！」と綴る。

さらに土屋は日本アカデミー賞の授賞式で西田さんから「若いのにキャリアをちゃんと積んでこられて」と声をかけてもらったことについて「そのあたたかい声と一緒に忘れることが出来ません」と偲んだ。

最後に土屋は「コロナ禍の中での公開だったので、打ち上げなどで御礼をお伝えする機会もとうとうありませんでした。『いつかまたお会い出来る』と、思っちゃいけなかったんだなと寂しい気持ちでいっぱいです。作品を拝見して、これからも勉強させていただきます。心からの感謝をこめて…」と西田さんを悼んだ。