英俳優のルパート・エヴェレット(66歳)が、ネットフリックスの人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」から解雇されたことにショックを受け、「2週間寝込んでいた」と明かした。

ルパートは、シーズン4の最終話で、イタリア・ローマで新しいオフィスを探すエミリー(リリー・コリンズ)の上司であり旧友のシルヴィー(フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー)と再会するインテリアデザイナーのジョルジオ役を演じた。ローマとパリを舞台にエミリーの冒険が続くシーズン5の撮影は今年5月にスタートしているが、ルパートは何の説明もなく降板させられたという。
伊ヴァニティ・フェア誌のインタビューで、こう語っている。
「最新シーズンでは1シーンだけ出演したんだけど、『来年また話そう』って言われたんだ。電話を待っていたけど、結局かかってこなくて、気づいたらクビになっていた。ショービジネスって、最初から最後まで本当に大変だよ」
「脚本を書いた時は僕が必要だったんだろうけど、その後状況が変わって、僕のキャラクターは消えてしまった。理由はわからない」
「僕にとっては悲劇だった。2週間寝込んだよ。立ち直れなかったからね」
同誌は制作関係者の話として、ルパートは「ゲスト出演として雇われており、彼のキャラクターの物語は完結した」と報じている。一方、ガブリエル(リュカ・ブラヴォー)の恋人カミーユ役を演じたカミーユ・ラザも、シーズン5には出演しないことを今年4月に明らかにしていた。