スティーヴン・スピルバーグは、映画「ジョーズ」が、自身の望むすべての映画を作る「チャンスをくれた」と感じているそうだ。

1975年公開のホラー映画で監督を務めたスピルバーグは、アカデミー・ミュージアムでの同作のエキシビションを控える中、自身のキャリアにおけるその作品の影響について振り返った。
同地でのメディア向けプレビューの場でスピルバーグはこう話す。
「この作品はチーム一丸となって取り組めば、到達できるという究極の例だ」
「この映画は間違いなく過酷なものだったけど、大きなキャリアをくれた。そして、この映画の成功は、その後に自分が作りたい映画をなんでも作れるチャンスをくれた」
一方で、製作当時の苦労も明かし、何度か中止になりそうになったものの、誰もやめようとはしなかったと振り返った。