俳優の阿部寛(60歳)が、2月4日に放送された宣伝番組「緊急速報!映画『ショウタイムセブン』360度徹底検証」(テレビ東京系)に出演。キャスター役を演じたが、本職だった元フジテレビアナの久代萌美から「かっこいいと思った」と言われ、喜んだ。
2月7日公開の映画「ショウタイムセブン」に出演する阿部寛が、番組のインタビューに対応。阿部はキャスター役を演じたことについて「今まで、番組などで(ニュースキャスターと)お会いしたりしているけれど、すごく難しいお仕事だなって思ってたんですよ。同じ芸能界の枠の中にいて、この仕事の役が来るとは想像してなかったです」と話す。
さらに阿部が、インタビュアーの久代萌美に、映画のように爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名されたらどういうことを考えるかと質問すると、久代は「絶対やりたくないです」と答えた後に、「自分の見せどころだ、という緊急感でアドレナリンが出る感じはすごく分かります。原稿を読んでいたのに突発的なニュースが来て、あとは自分の能力にかかっているという緊張感のありつつの、アドレナリンが出る感じは、ものすごく分かるんですけど、絶対にやりたくないです」と語った。
また、久代が阿部の演技に「一線でキャスターをやっていたんだな、という感じが一気に想像できて、わあ、かっこいいと思った」と話すと、阿部は「ああ……面白い。やっぱり面白い。(アナウンサー側の)こっちの意見を聞けるのは面白い」と喜ぶ。
最後に阿部は芸歴40年でまだ新たな役に挑戦することに「難しい役をやりたいなっていうふうに、常に思っていて。難しい役をやると新たな発見があってそこで勉強していって、すごく自分にとって宝物のようで嬉しいんですよね。何か自分ですくえるものがあるかもしれないし、そういうものを皆さんに届けられるかもしれないっていうそういう役目でもあるから、それを続けていきたい」と語った。